「もうこんな時間!そろそろお風呂入らなきゃ」
時計の針は11時を回っていた。
「あれ?琉生ちゃん寝てる…?」
「え!?ちょっと琉生!こんなとこで寝ちゃだめよ!」
琉生は机の上に突っ伏したまま眠っていた。
「ん〜凛李愛お布団どこ…」
あー、これはこのままお布団直行パターンね…
なんとかして寝室まで連れていくと琉生はすぐに布団に潜ってしまった。
昔から琉生は睡魔には弱いのよね…
「凛李愛ちゃん先にお風呂入ってきなよ」
「え、あたしからでいいの?」
「うん!むしろその方が…イテッ」
「カナは1番最後な」
「じゃあ入ってくるわ。あ、琉生に手出したらだめよ!」
「わーかってるよー」

