[莉央side]
「俺そろそろ休憩時間なんだけど…」
笑顔を振りまくのって結構疲れる…
「莉央…お前目当てのお客さんがまだあんなに並んでるんだ。休憩は諦めてくれ」
「はぁ!?無理疲れたもう笑えない」
「莉央〜…お前だけじゃないんだぞ。凛李愛ちゃんだって凛李愛ちゃん目当ての客が絶えないからずっと働きっぱなしだぞ?見ろよ、あの凛李愛ちゃんがあんなに愛想よく…」
カナの目線の先を見ると…
「かしこまりました、ご主人様!バニラアイスにバナナパフェですね!少々お待ちくださいませ」
ずいぶん接客に慣れた様子で愛想よく振舞っている凛李愛がいた。
「すみませ〜ん」
「はーい!お待たせしました、ご主人様!お食事はお決まりですか?」
「やっぱめっちゃ可愛いね〜、俺食事よりもさ…」
ん…?
あの客…なんか……
「あっ、おい、莉央!?」
「食事よりキミのことが食べたいな…」
そう言いながら凛李愛の太ももに触ろうとした客の手を掴んだ。
「いてッ!?」
「え!?篠宮 莉央!?なんで…」
「お客様、当店ではこの様なサービスは受け賜ってございませんのでご遠慮ください」
「いてててててッわかったよ!わかったから!手、離せ!」
「ご理解いただきありがとうございます」
とびっきりの営業スマイル。
「お前誰にも触られてないよな?」
教室の隅まで凛李愛を引っ張って問い詰めた。
「触られてないわよ…握手はしたけど」
握手か…
まぁそれくらいなら…
「それよりも何よさっきの笑い方!目が全然笑ってなかったわよ!全く…凛李愛様を見習った方がいいんじゃない?」
「…はぁ……疲れた、やっぱ休憩」
「は?何言ってんのよ」
「カナ!俺と凛李愛休憩入っから、後は頼んだぞ」
「え、あたしも!?」
「はぁ!?お前と凛李愛ちゃんなしでどうしろってんだよ!?」
「知らねぇなんとかしろ、行くぞ」
「あ、ちょっと…!」
俺は凛李愛の腕を掴んで教室の外に飛び出した。
「俺そろそろ休憩時間なんだけど…」
笑顔を振りまくのって結構疲れる…
「莉央…お前目当てのお客さんがまだあんなに並んでるんだ。休憩は諦めてくれ」
「はぁ!?無理疲れたもう笑えない」
「莉央〜…お前だけじゃないんだぞ。凛李愛ちゃんだって凛李愛ちゃん目当ての客が絶えないからずっと働きっぱなしだぞ?見ろよ、あの凛李愛ちゃんがあんなに愛想よく…」
カナの目線の先を見ると…
「かしこまりました、ご主人様!バニラアイスにバナナパフェですね!少々お待ちくださいませ」
ずいぶん接客に慣れた様子で愛想よく振舞っている凛李愛がいた。
「すみませ〜ん」
「はーい!お待たせしました、ご主人様!お食事はお決まりですか?」
「やっぱめっちゃ可愛いね〜、俺食事よりもさ…」
ん…?
あの客…なんか……
「あっ、おい、莉央!?」
「食事よりキミのことが食べたいな…」
そう言いながら凛李愛の太ももに触ろうとした客の手を掴んだ。
「いてッ!?」
「え!?篠宮 莉央!?なんで…」
「お客様、当店ではこの様なサービスは受け賜ってございませんのでご遠慮ください」
「いてててててッわかったよ!わかったから!手、離せ!」
「ご理解いただきありがとうございます」
とびっきりの営業スマイル。
「お前誰にも触られてないよな?」
教室の隅まで凛李愛を引っ張って問い詰めた。
「触られてないわよ…握手はしたけど」
握手か…
まぁそれくらいなら…
「それよりも何よさっきの笑い方!目が全然笑ってなかったわよ!全く…凛李愛様を見習った方がいいんじゃない?」
「…はぁ……疲れた、やっぱ休憩」
「は?何言ってんのよ」
「カナ!俺と凛李愛休憩入っから、後は頼んだぞ」
「え、あたしも!?」
「はぁ!?お前と凛李愛ちゃんなしでどうしろってんだよ!?」
「知らねぇなんとかしろ、行くぞ」
「あ、ちょっと…!」
俺は凛李愛の腕を掴んで教室の外に飛び出した。

