「あ、凛李愛いた!」

「莉央ももう来てる」


あたしの涙がすっかり消えたところで琉生と奏汰が来た。


「琉生遅い!どんだけ待たせんの」

「ごめんね〜」

「凛李愛ちゃん浴衣可愛い〜」

「当たり前!」


このあたしが浴衣を着て可愛くない訳ないでしょ!


「つーか早く行かね?」

「お〜、そうだな〜」

「よし!じゃあ行こー」