「…私と嘘、どっちが大切?」 「もちろん君だよ」 ううん、それは嘘。 あなたにとって嘘は私より大切なんでしょう? 「私のお願い聞いてくれる?」 「いいよ」 「私を壊して」 「どうして?」 「あなたが嘘ばかりつくから、分からなくなっちゃった」 「君も嘘つきだね」 そうだよ、私嘘つきなの。 でも、あなた程じゃないわ。