そしていま、トモに手を握られて 山道?を登ってる。 もう少しで21時。 花火が上がる時間。 「トモどこいくの?」 「内緒。」 さっきからこの一点張り。 繋いでる手が暖かい。 「おっしゃー!着いた!」 その言葉と同時に上がった花火。 ヒューーーン バーーン 「きれい…。こんな近くで花火みたの初めて。」 トモが連れてきてくれた場所は 『花火が近くで見られる魔法のばしょ』