「実都。」
急に私の名前を呼ぶ私の大好きな人…。
「ど、どうしたの?」
真剣な目で見つめてくる。
ドキッ。私はこの目に弱いんだ…。
「元気出せよ?俺は元気な実都が好きだからな?」
「///う、うん…。」
卑怯だよ…。す、す、す、好きとか…。
私はまた一人で真っ赤になって舞い上がる。
痛い子だあ…。完全に…。
「なに一人で赤くなってんだよ。」
「えっ…。」
りょーちゃんにゆわれてふっと我にかえると
周りにはだれもいなくてみんな廊下にいた。
「ほんとあほだな。いくぞ!」
「あほって…!!」
あほぢゃあないし!あほだけど。
「待ってよ!!」
私はみんなに向かってだっしゅした。
