「トモ君が…、刺されたって…。」 時が止まったみたいだった。 あたしは、手で口を押さえながら、 ただ、ただ、 現実を受け止められなくて。 あたしのせいだ…。 あたしが、トモが実都のうちにいくって いったとき、止めたからだ…。 気づいたらわ涙が溢れてた。 「うっ…うぅ…。」 いや…トモ、死んぢゃうの? あたしは、泣くことしかできなかった。