「もうすぐ、二回忌なんでしょ?なら、なおさら…。」 「あたし…行くよ。行って、トモに話してくる。」 私、決めたから。 もうこれ以上、 トモを悲しませるようなこと しないから。 「なら、はい!」 突然、渡された瑠璃の携帯。 そこには''夜神 奏斗''の文字。 これって…電話しろってこと? 「どうせ知らないんでしょ?早く電話しなさいよー!」 「な、なんで…!?」 だって、なんで奏斗に電話しなきゃなの? 急に慌て始める私。