実都side


瑠璃にすべてを打ち明けてから、

何時間か経った。

瑠璃は泣きながら聞いてくれた。

『もう一人ぢゃないよ。』って。

私、きっとすごく幸せ者なんだ。

こんな風に大切に思ってくれる

友達がいて。



そして、今は帰り道。