奏斗の言葉をきいて、 どこかほっと、した。 きっと、私も幸せになりたかったんだ。 こんな生活嫌だったんだ。 でも、『あの日』こと忘れるわけ にはいかなかったの。 どうすればいいかわからなかったんだ。 奏斗のいってることは、 正しくて、説得力があって、 だから、受け入れられたの。 全部ではないけど、 初めて救われたの。 あなたに。