君に出会った意味


「あ…。」

夜神 奏斗はすごい目で

にらんでくる。

「ご、ごめん…。」

謝る私。 これは私が悪いよね。

「いいから こい。」

そういって歩き出す夜神 奏斗。

どこにいくの…?

聞く間もなく着いたのは

小さな公園。

ブランコと滑り台しかない。

近くにあるベンチに座る。

「飲めないものあるか?」

「ないよ。」

そう答えると自動販売機で

炭酸のジュースを

買ってきてくれた。

「ん。」

「ありがと…。」

夜神 奏斗はブランコに座った。