「百合子さん!そいえば昨日いつの間に…。」 そう。ずっといたはずの百合子さんは 気づいたら病室からきえていた。 「私はおじゃまむしだったでしょ?」 「そんなこと…!」 「そいえば、奏斗くん私と入れ違いで帰ってたわよ。 「そっか…。」 「それでこの紙預かったのよ。」 手紙?奏斗から? なんだろ。手紙なんて…。