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目を覚ましてまず目に映ったのは白い天井。
周りは薄い黄色のカーテンで遮られていて、
消毒液の匂いが私の鼻を刺激する。
……ここ、保健室…?
そっか、私さっき倒れたんだ……
でも、誰が運んでくれた…?
ぼんやりとそんなことを考えていたら、シャッとカーテンが開かれて
「宇津木さん調子はどう?」
西川先生が顔を覗かせた。
「あ、せんせ――…」
「頭、動かさない方がいいわよ。まだくらくらすると思うから」
西川先生はそう言うと近付いてきて、私のおでこに手をあてる。
「熱は下がってるけど、まだ少しあるわね」
「ね、熱あったんですか?」
「うん。けっこう熱かったわよ。睡眠不足のうえに無理して頭を使ったからよ」
熱あったの知らなかった……
ご飯もあんまり食べてないからなぁ……

