苦しくて、痛い。
胸がちくちくしたり、ドキドキしたり。
心臓がおかしくなる。
「…んっ、…あれ?宇津木…」
いつの間にか柊くんは起きてたみたいで。
「悪ぃ、寝ちまった…」
いつもとは違う、少しかすれた色っぽい声で言う。
……そんな声で名前呼ばれたら、また心臓がドキドキしちゃうじゃん。
ほんとうに、なんなんだろう…
「宇津木が気持ちよさそうに寝てるから」
そう言って起き上がる。
「ご、ごめんね」
「別に、俺も勝手に膝借りちまったし」
SHRが終わって私がここに来たのが2時ちょっと過ぎ。
今は、3時になっている。
すごい寝ちゃったじゃん、私…。
「やろうぜ、勉強。今日は何やる?」

