「雅也にはタメだろ?なのに俺には敬語だし」
ゔ……
私それ気付いてたけど、あえて言わなかったんだよね……。
「でも、今日会ったばっかですし……」
「ダメだ。俺が納得いかねー。今から敬語使うな」
えっ!?
ちょっと、強引すぎません!?!?
「でも――」
「じゃねーと、もう勉強教えてやんねーよ?」
その言葉にハッとして顔をあげると、柊くんはニヤリと笑った。
あ、悪魔の微笑み……。
私、脅されてるよね…?
「早く。どーすんの?」
急かすように私に言ってくる。
「な、なんでタメがいいんですか…?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…