『柊くんて、ほーんと栞一筋だよね』 藤岡に言われた言葉を思い出す。 本当、自分でも笑っちまうくらい、栞のことが大切なんだ。 誰にも触られたくもないし、見せたくもないくらい。 ずっと、こうして――触れていたい。 「――って、バカか、俺は」 女々しいこと言ってんじゃねーよ。 でもこうしてアホになるくらい…栞が好きなんだ。 「――栞」 もう二度と言わねーから。 夢の中で聞いとけ。 「―――愛してる」