「……斗真…ッ…ゃあ…」


「…イヤなの?」


「……え?」


「イヤじゃねーだろ。どうせなら“私を食べて”くらいの言葉、欲しいんだけど」


「わ、わた、しを…?」


「…うん?」


「私を…た、食べて?こういうこと?」



「……そういうこと」


斗真は満足げに頷くと、



「ひゃあッ…!」



Tシャツの中に手を入れて、私の素肌を触った。



「…緊張してんだろ?」


「……ゔ」


「言っとくけど、俺も緊張してんの。ほら、力抜け」



私の背中に腕を回し、何度も背中を撫でてくれた。



「うあ、ちょ、待って!」


「は?なんだよ」