「んっ…」
重なった斗真の唇は、今まで以上に優しく私の唇を包み込む。
「…ぁ、斗真……ん」
名残惜しそうに離れた唇は、今度は私の耳を捕らえた。
ちゅ…
斗真は音を立てて耳にキスをすると、耳たぶを甘噛みした。
「…ゃんッ」
「エロい声出すな。理性が吹っ飛ぶ」
「だってぇ…」
ていうか、耳元で話さないでーッ!
吐息がかかってくすぐったいよ……。
今度は首筋に這う指に、
「…んッ…」
吐息を漏らして。
深い深いキスに溺れたあと。
ベットに押し倒された。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…