「他に、わかんねーとことかあるか?」 「あ、ここがよく分からなくて…」 柊くんは少し考えた後、「ここは――…」と、私のノートに顔を近付けて来て。 私と柊くんの距離がグッと近くなった。 わっ…… いきなりのことにビックリして、顔が真っ赤になる。 柊くん、近いよ――… 柊くんの整った顔がすぐ近くにあって。 フワッと柊くんの甘い香りがただよう。 何かの香水かな…? そんなことを考えてしまって、柊くんの言葉が耳に入らない。