―――パシンッ!!
そう言った途端、頬に鋭い痛みが走る。
佐倉先輩に殴られたとわかるのに、そう時間はかからなかった。
「1年のクセに何言ってんだよ!!」
佐倉先輩のその声で、周りにいた3人の先輩が腹や肩といった見えないところを殴ってくる。
私は少しも抵抗できず、ただ殴られていただけだった。
――――
――
「――明日の放課後もここに来てねー。それがイヤなら、早く斗真と別れなよ」
かなりの時間殴られてボロボロになった私に笑ながらそう言ってきた佐倉先輩。
そして数学準備室から出ていく。
「―――ッ!!」

