――そして、放課後。
「頑張りなさいよ~」と未だ言っているマリナを軽く無視して、図書室に向かった。
……でも、よく考えてみると、確かにマリナの言ってることは合ってるかも…。
『でも、人間には我慢の限界っつーもんがあるわけ。それに、男は女みたいにずっとは我慢できねーんだよ』
『次は襲うから……覚悟しとけよ?』
でもやっぱり……無理だよ……。
今は、斗真と一緒にいるだけで充分だから。
……って、私こんなこと考えるくらい斗真のこと好きなんだ。
なんてことを考えながら着いた図書室のドアを開ける。
――ガラガラッ
いつもの大きい音に気が付いたのか、既に図書室にいた斗真が顔を上げる。
「――遅い」

