「おっはよ♪栞」



「…あ、マリナおはよ」



朝からハイテンションのマリナ。



昨日のことがあったから、尚更だと思う。




「…で?昨日は図書室で何してたのかなぁ??」



クスクス笑いながら面白そうに聞いてくる。




……わかってるクセに。




「――私達のこと、見てたんでしょ?」



「不安だったのよ。あんたがちゃんと告白できるか」



「柊くんも好きだったなんて知らなかったけど」と、にこやかに笑うマリナ。