「でも、人間には我慢の限界っつーもんがあるわけ。それに、男は女みたいにずっとは我慢できねーんだよ」 わかる?と言って、私の顎をクイッと持ち上げる。 私の視線と斗真の視線が絡まりあって。 斗真の暗いブラウン色の瞳から、目を逸らすことはできない。 「次はマジで襲うから。……覚悟しとけよ?」 真剣な瞳から、挑発するような瞳に変わって。 チュッと唇にキスを落とした。 羊の皮を被った狼が、初めて本性を見せてきた―――……