「きゃぁ……斗真…っ」
「栞は、そーゆーこと考えてないでしょ?」
なぜかフッと笑って。
あと少しでキスしちゃう…っていうところまで顔を近付けてくる。
斗真の瞳に吸い込まれそうで、激しく波打つ心臓。
甘い吐息がかかりゾクゾクッと身体が震える。
「だって斗真はっ、私が受け入れてくれるまで待っててくれるんでしょ……?」
昨日、そうやって言ったじゃん。
自分が言ったこと忘れちゃったの……??
だから私、昨日は安心できたんだよ……?
心のなかで斗真に疑問を投げつけると、
「あぁ、言ったよ?」
“当たり前だ”という風に、平然と答える斗真。

