「あん時…自分が押さえられなかった。栞があんなエロい声出したから」
ぎゃああああ!!!!!
それを言わないでーっ!!
自分だってなんであんな声が出たのかわからないんだからッ!!
「いや、あのっ、私もなんか…あんなの、ねっ!?そのぉ……」
パニックになって何を言ってるかわからない私は、赤くなった顔を隠そうと斗真から離れようとするけど。
斗真の腕が私の腰に回り、強く引き寄せた。
「栞…。俺のこと、嫌いになるなよ…?」
顔は困っているようだけど、本当は困ってなんかないはず。
むしろ、この状況を楽しんでる。
私の反応を見て面白がってるんだ。

