栞の口からは予想外の言葉が出てきた。 思わず栞の口を塞いだ俺のほうが栞に溺愛なのかもしれない。 俺の瞳には間違いなく栞しか映ってない。 正直、雅也達がいなかったらあのまま栞のこと――…。 本気で襲ってたな……。 それくらい、栞の前では余裕がねぇんだ。 甘い声を出す栞にすげぇドキドキしてるし。 ――こんなこと栞には言いたくねーから、一生内緒にしとくけどな。 栞…。 これから、俺に溺れさせてみせるから。