「…俺、テストが終わったら言おうと思ってた」 先に沈黙を破ったのは斗真くんで。 顎にあった手を私の頬に移動すると、静かに話し始めた。 ドキンドキンドキンドキン… 心臓の動きは早く、音は大きくなっていく。 外からは野球部のかけ声が聞こえてきて、 ここだけ時間が止まった気がした。 「俺、栞のことが……好きだ」