「だめ」 だめっ!? だめなのっ!? ちょ…こんな近いと… 心臓がギュッてなって、 息が出来なくなる……。 「……栞」 耳元で甘く囁く斗真。 「んっ…」 吐息が耳に触れて、ピクッと身体が跳ねる。 そして、斗真は私の顎を持ち上げて、上を向かせた。 ふたりの視線が絡んで。 斗真の真っ直ぐな瞳に吸い込まれそう…。 逸らすことが出来なくてしばらくの間見つめあう私達。 ドキドキドキドキ… 鼓動はおさまることなく、速さを増すばかり。