斗真からのジトーッという視線を浴びながら、あはは~と誤魔化し続ける。
「…は~ん。なるほど」
フンッと鼻で笑いながらも納得した(?)様子の斗真。
よ、良かったぁ~~…
ホッと胸を撫で下ろす。
よし、なんとかこの距離を保ち続け――…
「おい、もっとこっち来いよ」
……れないっ!
「えっ!?ちょ、ひゃっ!」
斗真は私の腰に腕を回すと、グッと自分の方に引き寄せた。
甘い香りがいっそう強くなる。
ちか、近いぃ……
斗真と私の身体は見事に密着していて。
斗真の吐息が私の前髪にかかる。
「あの、斗真…?は、離れてほしいな…」

