放課後のお勉強~イケナイ課外授業~





わわっ!!


これ以上近付いたら…心臓がもたないよぉ……



「だだ大丈夫っ!!熱はすっかり下がったからっ」



パッと斗真から離れてソファーの隅っこに移動した。


せめてこのくらいの距離がないと……



「…じゃあ、なんで顔赤いわけ?」



「これは、ただ、そのぉ……」



斗真が好きって確信したら、急に恥ずかしくなって近寄れなくなりました。



……なんて、死んでも言えない…



「あの、あれだよ!熱いからさ、今日っ!!」


あはは~と手でパタパタと顔を扇ぐ。



なんとか…誤魔化せた…!?