「柊くんのことが好きなら、ちゃんと想いを伝えなきゃ」
ね?と言って、胸の辺りでガッツポーズをする。
“斗真のことが好きだ”って確信した今、
なんだか恥ずかしいキモチと、斗真を想うキモチが胸に溢れる。
「うん…。ガンバる」
マリナのエールにニコッと笑顔を返す私とは反対に、
「……栞、私の相談にものってくれない?」
浮かない顔をするマリナ。
コップに刺してあるストローで氷をくるくる回しているマリナは、少し寂しそうな様子だった。
「……どしたの?」
そんなマリナを心配して私はマリナの顔を覗きこむ。
「…あのね、雅也がおかしいの」
え?
あの、マリナにベタ惚れな雅也くんが?
「なんでそう思うの?」
「……最近雅也がえっちしてくれない」

