「……なるほど。そういう事ね」
電話を切ってから10分後。
息を切らして来たマリナに、昨日あったことを一から話した。
斗真の家に行ったことも、『“斗真”って言え』って言われたことも、
『可愛い』って言われたことも、キスされたことも。
マリナは私の話に相槌をうって聞いてくれた。
斗真のことを考えると胸がドキドキするとか、斗真の言葉にいちいち一喜一憂したりとか。
斗真に対する気持ちも話した。
全部話終わるとマリナは納得したように頷いて、
「あんた、柊くんのことが好きなのよ」
私が出したオレンジジュースを飲んだあと、ニコッと笑った。

