寝起きから私をドキドキさせないでぇ~……
二人でベットから出ると、壁に掛けてある時計は5時を差していた。
さっきまでバケツをひっくり返したように降っていた雨は止んでいて、
灰色の空からは太陽が顔を覗かせていた。
頭の痛みもなくなってる。
私服に着替え終わった斗真は、「送ってくから帰る支度しろ」と言って、部屋から出ていった。
きっと、私が着替えるから部屋を出てったんだよね……?
やっぱり、斗真は優しいよ。
さっきまで超意地悪だったけど……
私は急いで着替えると、鞄を持って部屋を出る。
斗真はリビングにいて、2階から降りてきた私の腕を掴むと「行くぞ」と行って外に出る。
「古河井が車用意してまってるから」
その言葉通り、庭にある噴水の隣にはこれまた大きい車が一台停まっていた。
斗真に促されて車に乗りこむ。

