放課後のお勉強~イケナイ課外授業~



「栞は、俺から逃れたいの?」


柊くんの意地悪くて甘い声が私の身体の芯までも震わせる。



吐息が頬にかかり、そこからだんだんと溶けてしまいそう。


私はなにも出来なくて、ただ柊くんを見つめてるだけ。




「それとも、逃れたくないの?」




柊くんのその表情が、声が、私を狂わす。



真っ直ぐな瞳が私を捕らえて、身体が硬直する。


動いているのは私の心臓だけ。