放課後のお勉強~イケナイ課外授業~

それとは正反対に物凄いスピードで動く私の心臓。


「――栞、」



柊くんが私の名前を呼んだとき。


――パッ!!



部屋の灯りが一気についた。


「うぇ…」


雷は遠くに行ったようで、音も小さくなっている。



よ、良かったぁ~……


恐すぎて涙出ちゃったよぉ……


私が頬につたる涙を拭おうとしたら、柊くんの手が私の手を掴んで


「お前、何泣いてんだよ。子供か」


空いてるほうの手の親指で、優しく涙を拭う。



柊くんの優しい言葉と、大きなカラダに包まれてる安心感からか、



「ふぇーん…」


止まったと思われた涙がまたポロポロとこぼれ落ちる。