「ふぇ…?」


見上げるとそこには首にタオルを巻いた柊くんがいて。


まだ濡れている髪からポタポタと水が落ちてくる。



「ひ、柊くん…っ」



急いで柊くんに助けてもらおうとしてソファーから立ち上がると、



柊くんの格好を見て、目を疑った。



そして、



「きゃあああっ!!」


今まで聞いたことないような叫びが、部屋中にこだました。