モヤモヤしたままバスルームを出て、柊くんに渡されたバスローブを着る。
私、バスローブってあんまり着たことない……
家族で旅行に行ったときに泊まったホテルで着たくらい。
柊くんのかわからないけど、ちょっと大きい。
ダボッとしたバスローブをなんとか着た私は、柊くんの部屋に向かう。
部屋のドアをノックすると、柊くんがドアを開けてくれた。
「腹へっただろ?昼飯持ってきた」
柊くんの言葉通り、ガラステーブルには美味しそうなパスタと、
綺麗に盛り付けられたサラダが二つずつ置いてあった。
そう言われれば確かにお腹すいた……
私は柊くんの隣に腰を下ろす。
「古河井に薬もらってきたから。飯食ったらちゃんと飲めよ」
そう言って柊くんは「いただきます」と、パスタを食べ始めた。
私も柊くんに続いてパスタを食べる。
「……おいしい」
「だろ?古河井の飯は超うめぇから」
柊くんはにこっと笑うと、パスタを黙々と食べ続ける。

