ツッコミを入れるも、彼女はクククと笑っただけだった。 どうやら反省する気は無いようだ。 「……前!」 「突然すぎる!」 文句を言いながら、鎌を振る。 するとルビーが赤く光り、何かがゴトリと落ちてきた。 「何だコレ?」 落ちた何かを拾い上げる。 茶色い分厚い石板のような物に、見たことも無い文字が書いてある。 もっとよく見ようと目を凝らすと、突然石板が光り出した。 そして光が散り散りに消え、廉の手からも石板が消えてしまった。