死神なんてくだらない。 見たら幸せになれるなど、嘘八百に過ぎない。 なぜなら―― 「噂通りだったら、オレが一番幸せになれるのに!!」 「うるさいっ!」 ベチンと廉の頭をひっぱたく。 しかしリュカが小さいせいか、大したダメージは無かった。 清水廉。 花影高校二年六組。 それはあくまでも昼の顔。 夜になると黒いローブを羽織り、真っ黒い大鎌を振り回す。 そう――彼は、今巷を騒がしている"死神"なのだ。