リュカの促され、廉は黒い布を身に纏った。 腕を通し、フードを被る。 前の方についている留め具をしっかり留め、リュカと向き合った。 「リュカ……よろしく」 彼女は一つ頷くと、両腕を前に伸ばした。 手を広げ、力を込める。 すると、彼の目の前に大きな黒い鎌が現れた。 それを両手で受け止める廉。 柄と刃の間にあるルビーがキラリと光る。 「ククク……さぁ、行くわよ!」 「おう!」 不敵に笑うリュカ。 彼も楽しそうに笑った。