リュカと呼ばれた少女は、小さくため息をつくと、ヒョイと廉の前に姿を現した。 白い肌に緑の目。 長い金髪をポニーテールに結っている。 両の腕には黒いリストバンド。 特に不思議なところはない。 彼女が廉の掌サイズしか身長がなく、背中に羽が生えていると言うことを除けば。 リュカはその長い足で廉の鼻を蹴り上げた。 「何言ってるの?大して戦い方も上手くないくせに」 「うるさいなー!お前ら妖精とはワケ違うんだよ!」