「オレには無理だよ。クラスメートの首を落とすなんて……」 「でも、そんな事言ったら……」 「それでも無理だっ!」 声を荒げ、リュカの方を向く。 その拍子に、被っていたフードが落ちる。 廉は怒ったような、それでいてどこか悲しそうな顔をしていた。 微妙な沈黙が二人を包む。 辺りはあり得ないくらいしんとしていた。 「――だったら、君に死んでもらうね」 最初に静寂を破ったのは、廉でもリュカでもなく楓だった。