もどかしそうに顔を歪めるリュカ。 彼女は顔を赤くし、拳を握りしめた。 「攻撃しちゃいけない相手に、凄い打撲を作ったこと。 それと昨日見かけた女子生徒に、物凄い迫力で迫って刈ろうとしたこと」 「……何ソレ?」 「ホントに覚えていないのね……」 リュカは小さくため息をついた。 廉の顔がみるみる青くなる。 「オレ、そんな事したの?嘘だろ?」 「本当よ。意識無かったの?」 「知らない……オレはそんな事した覚えなんか無い……」 「……」