「へぇ~。真優って好きな人いないんだ?」 そう言ってきたのは、あたしの席のお隣さん。 龍也だった。 「一応ね。」 すると、優苺がこう聞いた。 「龍也は?いないの?」 しばらく、龍也は考え答えた。 「いるよ?」 あたしは、どうしてかわからないけど すごくすごく、胸が張り裂けそうなぐらいキツかった。 「逆に、苺は?」 「どーだろね。」 なんて声が聞こえる中 あたしの病気は出てしまった…