「は?お前、誰?」 「あ?麻奈香の旦那。」 え!? 「麻奈香ちゃん結婚してたの!?」 え、え? 「そうなの。だからうちの嫁に手出さないでくれるか?」 「あ、すいません。」 「麻奈香、帰るで。」 え…!? 手をひかれる。 「あ、ごめん!!高橋さん!!」 それだけ言って、うちと慶君はカラオケボックスを後にした。