「要するにやる気ないんでしょ?」とD先輩(中2)
「いえ、あります。」とあたし。
本当にあるんだってば!
「何でもいいけど、明日になってあなたが1個も変わってなかったら面倒なんて見ないからね!」とE先輩(中2)
なんでそういうことを言うの?
あたしだって変ったところあったよ。
少なくとも変わろうとしたよ。
でもそんなことは言えなかった。
口から出たのは「すみませんでした」という言葉だった。
だって、申し訳ないのは事実よ。
どんなに頑張っても変わらなかったのだから。
変わらないということ自体が迷惑だったのだから。
「どうせ、思ってないよ」とF先輩(中2)
思ってるよ、思ってるよ。本当に思ってるの!

