私の王子様は俺様王子様!?

「しょうがないなぁ。
まず、休み時間以外、教室で飲食禁止。それから俺は、お前の彼氏。だから関係ある。わかった?」
 んむむむむむー。はいはい、私がわるうございましたね!
「あ、それから俺は″あんた″って名前じゃないんだけど?俺、名前で呼べって言ったよな?」
うっ。さっきから、責められまくり。
私は、うつむいた。
すると、彼は、私の顎をつかみ、顔を上げさせられた。
 恥ずかしいよ…//
「ちゃんと、名前で、読んでみろよ。」


私は、何も言えず黙っていた。
「なぁ、いえよ、凛。」
この低くて甘い声でいうなんて、反則。
言いたくても恥ずかしくて言えないよ。
「早く言ってみろよ」
んーーもういいや言っちゃえ!!//

「優…と」
たぶん今の私の顔は真っ赤だろうなあ//
だって体もすごく暑いんだもん…。