あぁーあ。
なんだか昨日の優翔君気になってるよー

かっこよかったなぁー


てゆか早く友達作らなきゃ!
まずは隣の席の子からだよね。
って…

両隣男子かよ…笑


でも後ろの席の子女の子だ!
なんか髪も長くてまつげも長いしいかにも女の子ってかんじだなー

「私の顔に何かついてましたか?」
「あ!ごめんね。違うんだー。かわいいなぁーって思ってみてたー!」
「そんなことないですよー…」
敬語とか偉いなぁー
でも堅苦しいよぉー

「敬語じゃなくていいよ!名前なんてゆうの?」
「えっ!?私ですか?私は亜美って言います」
「あたしは梓だよ!呼び捨てでいいからね!!」
「はっ…はぃ…」

入学してから初めての授業が始まろうとしてる。
最初の授業が国語かぁー。
なんか萎えるなあー。

ピーンポーンパーンポーン
~起立 礼~

「おぃっ!大樹!早くいくぞ!」
あっ優翔君だぁ…!

「ねぇねぇ亜美。あの優翔君って人かっこよくない!?」
「あぁ。優翔なら同じ学校だったよ!」
「えぇぇ。ずるいよー!」
「小学校でもかなりモテてたよ。なんかTHEイケメンってかんじで。」
「だよねー。好きな子とかいるのかなー」
やっぱりモテるんだ。
あたしのことなんてきっと眼中にないよね。

優翔君の好きな人になりたい