今日って午後から入学式だ!

しゃべったことない男の子とかいっぱいいそうだし
気合い入れてかなきゃ!

梓は急いでストレートアイロンを手に準備を始めた
「こんなでいいかなー?」
「梓~!早くしないと遅れちゃうじゃない!」
「あ、ごめんごめん!今いく!」

あぁ
かっこいい人とかいないかなー

ドンッ


「あっ!ごめんなさい!」
誰かにぶつかっちゃった!
「あ、大丈夫。」
あっかっこいい…

「ほんとにごめんなさい!」
「いや、まじで大丈夫。名前なに?」
「名前は梓ってゆうんだよ!君は…?」
「あっ俺!?俺は優翔!2組だよ。そっち何組?」
「あっあたしは1組!クラス違うねーぇ。」
「じゃまたあったら話そうぜ☆」
「うんありがとう!じゃあまたね!」


この時は少しも気づいてなかった
これが忘れられない出逢いになるなんて…