4人で一緒に開けるがびくともしない。
そして4人は気付かなかった。
自分達が囲まれていることを。
男「ダース様の為に…、」
千「囲まれちゃった」
藤「やべぇ…」
だんだん近づいてくる男達から後退る。
しかし開かないドアが後ろにあるため逃げられない。
すると藤本が千葉に和島を抑えるように言い放つ。
千「えっ何で?」
藤「いいからっ!!」
和「まさか…、」
仕方なく千葉は後ろから和島を抑える。
じたばたする和島に藤本はにこやかに近づく。
和「やだやだ、嫌だぁ」
藤「この男達に浅井が触られてもいいのか?」
和「それも嫌だ…、」
じゃあと言って藤本は和島のメガネに触れる。
しかしそれでも反抗しようと顔を振る。
すると藤本は和島のオレンジ色の髪に手を触れそして自分の方を向かせた。
藤「安心しろ最後は俺が何とかするからっ」
和「ほ、本当?」
藤「あぁ、」
和「………わかったよ皆に迷惑かけたくないからね。」
和島は静かに目を閉じる。
藤本は和島のメガネに静かに手をかける。
そして外した。
藤「千葉手を離せっ!!」
千「あ、あぁ」
言われた通りに手を離すと和島はフラフラと男達の前に立つ。
すると目の前にいた男を殴り飛ばした。
その光景に皆唖然とする。
和「どの面下げてオレの前に立つんだよ。このクズが」
「「えぇえええぇええっ!!?」」
他の所で男と殴り合っていた探究部員は皆固まった。
しかし藤本だけが満足そうに見ていた。
藤「説明しよう!!和島は他人にメガネを取られると俺様キャラの聖様が降臨するのだっ!!」
浅「聖様って…、」
藤「これで昔クラスのいじめっ子をボッコボコにした経験あり♪」
藤本の説明に皆が一斉に和島を見る。
確かにいつもの和島とは全然全く違う。
すると和島もとおい聖様が浅井に近づく。
そして浅井の肩に手を回す。
和「お前には特別に聖と呼ばれてやろう、喜べ!!」
浅「あ、ありがとぉございます聖さん…、」
和「ワハハハッ!!」
((誰だあいつっ!!?))
全くの別人となった和島にどう接すればいいか分からない浅井は曖昧な返事を返す。
皆も聖様を凝視する。
